Charlie McCoy
Complete 1928-1932 Recordings In Chronological Order (Document BDCD-6018)
- Staggering Blues
- Ha-Ha Blues
- School Girl Blues
- Hidin' On Me
- Sweet Alberta
- It Ain't No Good
- Last Time Blues
- It Ain't No Good
- Your Valves Need Grinding
- It's Hot Like That
- Glad Hand Blues
- Blue Heaven Blues
- Vicksburg Stomp
- Sunset Waltz
- That Lonesome Train Took My Baby Away
- Always In Love With You
- I've Been Blue Ever Since You Went Away
- You Gonna Need Me
- It Is So Good-Part 1
- It Is So Good-Part 2
- The Northern Starvers Are Returning Home
- Mississippi I'm Longing For You
- Times Ain't What They Used To Be
- Too Long
1.-3.
Rosie Mae Moore
4./5.
Jackson Blue Boys
6./8.
Charlie McCoy with Chatman's Mississippi Hot Footers
7.9.-12.15.-20.
Charlie McCoy
13./14.
Mississippi Mud Steppers
21.-24.
"Papa" Charlie McCoyミシシッピー州ジャクソンで一番のギタリスト/マンドリニストといわれた、チャーリー・マッコイの全曲集(実際はコンプリートとはなっていない)。「チャーリー・マッコイといえば裏方」という一般的なイメージ通り自己名義録音はかなり少ないが、それらの曲にロージー・メイ・ムーアがヴォーカルを取った曲(1-3)、Jackson Blue Boys(4-5)、Mississippi Mud Steppers(13-14)を加えたのが本CDだ。
まずは、ロージー・メイがヴォーカルを取るセッションから始まるが、彼女の唄は平均的。マッコイの正確なギター・プレイが聴きものと言ったところだろうか。
真価を発揮するのは4.以下の曲であろう。ミシシッピー・シークスのチャットマン・ブラザースが大きく絡み、ブルースというよりホウカム調の曲やダンス・ナンバーなどの楽しい曲が並ぶ。異色はジャクソンでは非常に珍しいスライド・ギターを弾くブルース・ナンバーの8.。歌手としては一流とは言えないかも知れないが、聴けば聴くほど味わい深いギターを弾く人だ。
1930年録音の13.からは、遂にマンドリンが登場するが、ギターの腕前もさることながらやはりマンドリンとなるとこの人の右に出る人はいないであろう。ワルツを聴かせてホッとさせる場面もあるが、15.はCow Cow Bluesの改作であるが、この曲にはボー・カーターがギターで参加しており、同じセッションでギターをウォルター・ヴィンスンに代えて録音したものは、次に紹介する「Mississi String Bands And Associates 1928-1931」に収録されている。こちらのタイトルは"Jackson Stomp"になっているが、「いかにも」という話ではないか。
ラストの23.はタンパ・レッド、24.はその相棒のジョージア・トムをバックに録音したものだが、特に24.の洒落た感覚はマッコイの(というか当時のミュージシャンの)レンジの広さを物語る好サンプルではないかと思われる。
チャーリー・マッコイという素晴らしいミュージシャンを知ってもらうための最初の一歩として最適なCDとして推薦したいアルバムだ。
ところでジャケット写真のチャーリーは、背中の丸い「ボールド・バック」のマンドリンを抱えているが、これは商品のダブリにより安かったためであろうか?
V.A.
Mississi String Bands And Associates 1928-1931 (RST BDCD-6013)
- Miss Meal Cramp Blues
- Sister Maud Mule
- Sundown Blues
- Next Week Sometime
- Mysterious Coon
- Toodle Doo
- Jackson Stomp
- Farewell Waltz
- Morning Glory Waltz
- Alma Waltz(Ruby Waltz)
- Blue Sky Blues
- Grind So Fine
- It's All Over Now
- It's So Nice And Warm
- It's Gonna Stare You In The Face
- Near The End
- Family Disturbance(Family Troubles)
- Five Pound Ax Blues
- Farewell Baby Blues
- It Still Ain't No Good(New It Ain't No Good)
- Easy Going Woman Blues
- Things 'Bout Coming My Way
- You Got To Keep Things Clean
- Bye Bye Baby Blues
1.-6.
Alec Johnson
7.-10.
Mississippi Mud Steppers
11.-14. 17.-21.24.
Mississippi Blacksnakes
15./16.22.23.
Sam Hillミシシッピー・シークスが大きく絡んでいるストリング・バンド集。チャーリーがギター/マンドリンを弾いているのは2/3ほどだが、珍しくバンジョーを弾いている曲も収録されている。意外とストレートなブルースも収録されているが、ストリング・バンドならではの多彩な楽しさが満載のアルバムである。
圧巻は「Charlie McCoy / Complete 1928-1932 Recordings In Chronological Order」でも紹介した"Cow Cow Blues"の改作の7.。"That Lonesome Train Took My Baby Away"も心弾むが、こちらのヴァージョンの方がウォルター・ヴィンスンのギターがマッコイのマンドリンに絡みつき、否応なしに興奮させられる。イヤ、これは凄い!!
かと思えば8.以下はワルツが続き心を和ましてくれる。時に白人のパーティーにも呼ばれて演奏したとも言われている彼らの本領発揮といったところだろうか。9.のスローから一転してアップに変わるところなど「さすが!」と唸らされてしまう。また、歌が弱いチャーリー・マッコイと言われているが、24.のブルースは味わい深いヴォーカルを聴かせている。
なお、チャーリーは参加していないが、サム・ヒルのディープなブルースもこのアルバムの価値を高めていることを付け加えておこう。
The McCoy Brothers
Complete 1934-1944 Recorded Works In Chronological Order Vol.2 (Document BDCD-6020)
- Gypsy Woman Blues
- You Can't Play Me Cheap
- Keep On Trying
- Baby Please Don't Go
- We Gonna Move
- Back Door
- You Done Tore Your Pants With Me
- Save Me Some
- If You Take Me Back
- I'm Through With You
- When I Said Goodbye
- I Love You Baby
- What Will I Do?
- Oh Red's Twin Brother
- We Can't Agree
- Let's Try It Again
- I'll Get You Off My Mind
- It Ain't No Lie
- Got To Go Blues
- Come Over And See Me
- Sleeping By Myself
- Bessie Lee Blues
- Your Money Can't Buy Me
- I'm Alright Now
ジョーとチャーリーのマッコイ兄弟の全曲集の第二巻。1930年代に入り活動拠点をシカゴに移してからのものだ。ジョー・マッコイがハレルヤ・ジョーと名乗ってゴスペルを唄っているものなどが入っている第一巻も面白いが、よりカラフルなことと、チャーリーのマンドリンが存分に聴けるということでこちらの方を紹介しよう。
まずは、チャーリー自身が唄うブルースから始まるが、ブラック・ボブのピアノが洒落た雰囲気で好サポート。何よりもチャーリーのマンドリンの凄い事よ!
3.-4.は、タンパ・キッド名義でタンパ・レッド風のスライドを弾くというもの。レコード会社の思惑が見え見えだが、お陰で彼の素晴らしいスライドが聴けるのだから感謝である。
ここまではシティ風味の効いたブルースが続くが、このCDの聴きどころは5.以下の作品集だ。5.-8.は次に紹介するハーレム・ハムファッツのメンバーをそのまま使ったパルッカ・ウォッシュボード・バンド名義のもの。この音源はLP時代には非常に珍しいものだった。こうしてCDで聴くことが出来るのだから良い時代になったものである。全体的な印象と言えばハーレム・ハムファッツをもう少しブルース寄りにしたバンドというところだろうか。かと思うと、ニュー・オリンズ出身のハーブ・モランドがヴォーカルを取る8.はいきなりルイ・アームストロングになり、このゴチャ混ぜ感覚がたまらない。
9.-22.は、ロバート・リー・マッコイ(ロバート・ナイト・ホーク)のハープ(!)、ランサム・ノウリングのベース、アマンダ・ソーターまたはウォッシュボード・サムのウォッシュボードを従えた「正統派」ウォッシュボード・バンドのサウンドを聴かせる。
アマンダ嬢のスチャラカしたウォッシュボードにロバート・リー・マッコイのハープ。そこにジョーのざらついたヴォーカルが乗っかり気持ちいいったらありゃしない!13.以下ではチャーリーのマンドリンも加わり、こりゃワタクシ好みのサウンドですわ。18.は三度目の登場の"Cow Cow Blues"だが、マンドリンも20年代の録音と比べるとかなりお洒落になっている。なお、19.-22.はピィーティ・ウィーストロウズ・バディとして有名なハーモン・レイ(ジョン・ブリム紹介のページ参照)がヴォーカルを取っており「フゥー、フゥー、ウェル、ウェル」と唄っていることを付け加えておこう。
そして最後がリトル・ブラザー・モンゴメリーらをバックにした1944年録音の23.-24.だ。あー、ピアノがいい感じね。アルト・サックスがいい感じね。何よりもチャーリーのマンドリン(エレクトリック?)がとってもいい感じねー!!この録音を最後にジョーとチャーリーのマッコイ兄弟の足取りはプッツリと途切れる。レコーディングの機会も得られずいったいどこで何をしていたのか。
そして1950年の1月28日にジョーが亡くなり、その後を追うかのように同年7月26日にチャーリーが亡くなった。
Harlem Hamfats
Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.1 18 April to 13 November 1936 (Document BDCD-5271)
- Oh! Red
- Lake Providence Blues
- Live And Die For You
- New Oh Red!
- What You Gonna Do?
- She's Gone Again
- Let's Get Drunk And Truck
- Move Your Hand
- Sales Tax On It
- You Done Tore Your Playhouse Down
- Little Girl
- Southern Blues
- My Garbage Man
- Weed Smoker's Dream
- If You Want To Live
- I Feel Like A Millionaire
- Bad Luck Man
- My Daddy Was A Lovin' Man
- She's Trickin' Me
- We Gonna Pitch A Boogie Woogie (take A)
- We Gonna Pitch A Boogie Woogie (take C)
- Hamfat Swing
- Who Done It?
- Growling Dog
先入観というものは恐ろしいものである。
私がブルースを聴き始めた頃、マディの唄う"Long Distance Call"を聴いて「この時代に電話なんか有ったのか!?」とビックリした。ブルースとは19世紀の音楽だと思っていたのである。
我ながら極端な例を持ち出したが、1920-30年代のミシシッピー一帯ではドロドロのカントリー・ブルースが席巻していたと思っている方も多いのではないだろうか。もちろんそれも全くの間違いではないのだが、当時絶大な人気を誇っていたのはミシシッピー・シークスに代表されるストリング・バンドであった。
同様に1930年代後半のシカゴでは、ブルーバード・サウンドと形容されるシティ・ブルースの人気も高かったが、それ以上に人気を誇っていたのは、ニュー・オリンズから北上してきたジャズとミシシッピーのブルースが渾然一体となったスモール・コンボ・スタイルのハーレム・ハムファッツであったのだ。
ハーレム・ハムファッツは、ニュー・オリンズ出身のハーブ・モランド(トランペット)を中心に、オーデル・ランド(クラリネット)、ホレス・マルコム(ピアノ)などのジャズ勢に、ミシシッピー出身のジョーとチャーリーのマッコイ兄弟が合体した非常にユニークなバンドである。
中村とうよう氏はこのバンドを「20年代の古いシカゴ・スタイルと30年代後半のハーレムのスモール・バンドのスタイルを混ぜ合わせ、さらに南部のカントリー・ブルースの味を加えた、実にユニークなグループ」(ブラック・ミュージックの伝統=上巻)と形容しているが、まさに言い得て妙。スタイルは完全にスモール・コンボなのだが、ジョーの泥臭いヴォーカルがこのバンドに南部のエッセンスを注入している。
まず飛び出すのは彼らの最大のヒット曲であり、スマイリー・ルイスからハウリン・ウルフにまでカヴァーされた1.である。お洒落なサウンドにジョーの泥臭いヴォーカル、そしてチャーリーのマンドリンが絡みつき、これがまた滋味溢れる名曲である。
マンドリンの新境地を見せられたような7.や、ストレートなブルースの12.などを挟みながら、明るくノヴェルティーなホーカム調のナンバーが続くが、決して聴くものを飽きさせることはない。イヤー、この頃のミュージシャンは自由だったなあ。頭でっかちなブルース・ファンからもジャズ・ファンからも敬遠されがちだが、ジャンルに縛られることなく自由に楽しくプレイをする彼らの音楽をぜひ多くの皆さんに聴いてもらいたい。こんなに楽しい音楽を知らないまま過ごすのは不幸というものですぜ!
なお彼らは、1939年までに約80曲を録音してドキュメントから4巻にまとめられているが、始めの一歩はこのアルバムから。徐々に「洗練」されていく彼らの姿を追うのもまた楽しいものである。
Tommy Johnson
King Of Blues 5 (P-VINE PCD-2260
- Cool Drink Of Water Blues
- Big Road Blues
- Bye-Bye Blues
- Maggie Campbell Blues
(以下省略)
ミシシッピー州ジャクソンで一番の腕前を持つと言われたチャーリー・マッコイのファースト・レコーディングは、ジャクソンの大ボス、トミー・ジョンソンのレコーディングでのことであった。ヴィクターの南部出張録音の網に引っかかったトミーと共に、1928年2月にメンフィスまで出向き、1.-2.を録音しているのだ。余談になるがこの時の同一セッションで「Charlie McCoy / Complete 1928-1932 Recordings In Chronological Order」で紹介したロージー・メイ・ムーアとの録音を行い、翌日にはこの後紹介するイシュマン・ブレイシーとの録音を行っている。
トミーの個性的なスタイルはジャクソン・ブルースと形容され、ミシシッピーの泥臭さ満点の他のブルースマンとはひと味違ったブルースを聴かせてくれる。
その特徴が一番よく現れているのが後世に広く歌い継がれた2.ではないだろうか。トミーの突っかかるようなデルタのビートをチャーリーの規則正しいギターが追いかける。これこそがジャクソン・ブルースの醍醐味なのである。そのことを一番よく知っていたのがトミー自身であり、だからこそ一世一代のレコーディングにチャーリーを同行させたのであろう。
それにしてもチャーリーのギターは驚異的だ。規則正しいビートを刻んでいたかと思うと、随所でマンドリンの様にギターをかき鳴らす。実は私は、最初に聴いたときにマンドリンを弾いているものだとばかり思っていた。
3.-4.も同じくヴィクターへの録音だが、こちらの方も同様な味わいだ。後年ロバート・ナイト・ホークがカヴァーした"Maggie Campbell Blues"のゆったりしながらもつんのめる様なビートに酔っていただきたい。その裏で鳴るチャーリーの職人技に耳をこらしながら...。
Ishman Bracey
King Of The Blues 12 (P-VINE PCD-2433)
- Saturday Blues
- Left Alone Blues
- Leavin' Town Blues (take 1)
- Leavin' Town Blues (take 2)
- Brown Mamma Blues (take1)
- Brown Mamma Blues (take2)
(以下省略)
トミー・ジョンソンと並ぶジャクソン・ブルースの大物が、ここに紹介するイシュマン・ブレイシーである。トミーとはミシシッピー州のクリスタル・スプリングスで出会い、彼のスタイルに影響を受けていったという。
このP-VINE盤の解説を担当している中山義雄氏によると、1928年にまずイシュマンがヴィクターのオーディションに合格し、彼の推薦でトミー、チャーリー、ロジーの三人のレコーディングが実現したそうである。またチャーリーを称して「あいつは所詮伴奏の器さ。奴はリードは取れないんだ」と言ったとあるが、残された音源を聴く限りイシュマンの成功もチャーリーのサポートがあってこそと言えるだろう。
イシュマン自身もなんだかんだ言ってもチャーリーの腕前を買っていたと見えて、同年8月にメンフィスで行われたセッションにも彼を同行させ、今度はマンドリンを弾かせている。それほどの技量の持ち主ではないイシュマンのギターの間を縫って、縦横無尽に泳ぎ回る彼のマンドリンはまさに絶品。トミーやイシュマンから見ると一世代下の若造のチャーリーであったが、先輩をサポートしつつも出しゃばらない程度に自分のカラーを打ち出そうとする彼の心意気が伝わってくるようだ。
そしてこの年の12月に、ついにコロンビアに自己名義の録音が実現するのであった。その他の参加作品
Big Bill Broonzy
Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.5 (Document BDCD-5127)
3 Spt 1936
Lowland Blues (Dice Please Don't Fail Me)
Seven-Eleven
You Know I Got A Reason
Oh, Babe (Don't Do Me That Way)
Oh, Babe (Don't Do Me That Way)Bo Carter
Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.1 (Document BDCD-5078)
Nov 1928
Good Old Turnip Greens
Corrine Corrine-1
East Jacson BluesBumble Bee Slim
Complete Recordings Works In Chronological Order Vol.4 (Document BDCD-5264)
12 Apr 1935
What's Wrong?
Mean Bloody Murder Blues
Walking And Drifting Blues
When The Sun Goes DownJames Hall
Jack Newman Complete Recorded Works In Chronological Order (Document BDCD-5351)
26 May 1938
Sweet Woman
West Helena Blues
Street Walkin' Woman
My Jivin' Woman
15th Street Woman
Coal Man BluesMattie Hardy
Swingin' The Blues Complete Recording Sessions In Chronological Order (Document BDCD-5354)
2 Nov 1938
I Declare This Will Be The End
Striped Ace BluesRosetta Howard
Harlem Hamfats Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.2 (Document BDCD-5272)
5 Oct 1937
Let Your Linen Hang Low
Let Your Linen Hang Low
If You're A Viper
Rosetta Blues
It's Your Turn
Let's Fall In Love Again
Worried Mind BluesHarlem Hamfats Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.3 (Document BDCD-5273)
21 Apr 1938
It Will Never Happen Again
Trading Old Love For Now
Stay On It
Delta Bound
You Got To Go When The Wagon Comes
How Long Baby(Will You Keep Me This Way)
Harlem JamboureeHarlem Hamfats Complete Recorded Works In Chronological Order vol.4 (Document BDCD-5274)
21 Oct 1938
Stomp It Out Gate
The Candy Man-1
Oh Rider
Stay Away From My Door
All On Account Of YouFrankie "Half-Pint" Jaxon
Complete Recorded Works In Chronological Order vol.2 (Document BDCD-5259)
12 Mar 1937
The Dirty Dozen
She Brings Me Down
Take It Easy Greasy (You Got Long Way To Slide)
Wet It (Let Yhe Good Work Go On)20 July 1937
No Need Knockin' On The Blind
You Certainly Look Good To Me
She Send Me
Chocolate To The Bone (I'm So Glad I'm Brownskin)Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.3 (Document BDCD-5260)
22 Apr 1938
She Loves So Good
Riff It
Some Sweet Day
I'm Gonna Steal You
I Knocks Myself Out
They Put The Big Britches On MeCurtis Jones
Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.1 (Document BDCD-5296)
9 May 1938
Palace Blues
Lonesome Bedroom Blues No.2Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.2 (Document BDCD-5297)
23 June 1938
Loving Blues
Good Whiskey
Pocket-Book Blues
Black Gypsy Blues
Alley Bound Blues
Who You're Hunchin'Frankie Jones
Jack Newman Complete Recorded Works In Chronological Order (Document BDCD-5351)
26 May 1938
Bring Your Mud And Let's Dob
L Stands For Lucky
Solid Man
Jockey Blues
My Lincoln
Gamblin' ManJimmy McLain
Swingin' The Blues Complete Recording Sessions In Chronological Order (Document BDCD-5354)
19 Sep 1938
Tailor Made Blues
Keep Your Fly-Trap ClosedBlack Bottom McPhail
Jack Newman Complete Recorded Works In Chronological Order (Document BDCD-5351)
26 May 1938
Wee Wee Woman
Lonesome Chain Blues
New Whiskey Man
Don't Go Down In Black Bottom
Boll Weavil
JohnMinnie Mathes
Blue Ladies Complete Recorded Works In Chronological Order (Document BDCD-5327)
19 Sep 1938
Ball Game Blues
Please Come Home Daddy, Blues
Chicago Men BluesMemphis Minnie
Complete Recorded Works 1935-1941 In Chronological Order Vol.4 (Document BDCD-6011)
23 June 1938
I Hate To See The Sun Go Down
Long As I Can See You Smile
Has Anyone Seen My Man?
Good Biscuits
I've Been Treated Wrong
Keep On Walking
Keep On Eating
I'd Rather See Him DeadMonkey Joe
Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.1 (Document BDCD-5412)
9 May 1938
Ever Dream You Was Lucky?
Three O'Clock Blues
Three O'Clock Blues
O.K. With Me Baby
Hair Parted In The Middle
I Knocked Upon You Door
Some Sweet Day8 Sep 1938
Taxes On My Pole
Must I Break 'Em On Down?
Just Out The Big House
Preach, Pray And Moan
New York Central
Rabbit Foot BluesJack Newman
Complete Recorded Works In Chronological Order (Document BDCD-5351)
26 May 1938
Blackberry Wine
My Woman Out West
New Prison Blues
Black And Yellow Woman
Way Late In The Evening
38 SpecialRed Nelson
1935-1947 (Old Tramp OTCD-06)
8 Apr 1936
What A Time I'm Havin'
Empty Bed Blues9 Sep 1936
Gravel In My Bed
Gambling Man
The Girl I Left Behind
Who Put These Jinx On MeJohnnie Temple
Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.1 (Document BDCD-5438)
14 May 1935
Lead Pencil Blues
Jacksonville Blues
Big Boat Whistle
The Evil Devil Blues
Cypress Grove Blues12 Nov 1936
New Vicksburg Blues
Louise Louise Blues14 May 1937
Snapping Cat
So Lonely And Blue
New Louise Louise Blues
Peepin' Through The Keyhole
Pimple Blues
East St. Louis Blues6 Oct 1937
Gimme Some Of That Yum Yum Yum
Hoodoo Women
Mama's Bad Luck Child
Mean Baby Blues28 Oct 1937
Beale Street Sheik22 Apr 1938
What Is That Smells Like Gravy
Every Dog Must Have His Day
Fare You Well
Stavin' Chain
County Jail Blues
Gonna Ride 74Walter Vincson
Complete Recorded Works In Chronological Order (Document BDCD-6017)
22 Sep 1929
Your Friends Gonna Use It Too-Part 1
Overtime Blues
Your Friends Gonna Use It Too-Part 2Feb 1930
Mississippi Yodelin' Blues
Working Man's BluesCasey Bill Weldom
Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.2 (Document BDCD-5218)
3 Sep 1936
I Believe I'll Make A Change
The Big Boat
Can't You Remember?
Jinx Blues
Gonna Take My TimePeetie Wheatstraw
Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.2 (Document BDCD-5242)
11 Sep 1934
Doin' The Best I CanSonny Boy Williamson
Complete Recorded Works In Chronological Order Vol.4 (Document BDCD-5058)
11 Dec 1941
Ground-Hog Blues
Black Panther Blues
Broken Heart Blues
She Don't Love Me That Way
My Black Name Blues
I Have Got To Go(2000年8月12日記)